【新規加盟】~太宰治 ゆかりの宿~ 安田屋旅館(西伊豆 三津浜)
作家・太宰治が約半月間滞在し、名作『斜陽』を執筆した宿として有名です。
アクセスも都心から程近く、
東名高速「沼津IC」から、車でわずか35分。
伊豆箱根鉄道「伊豆長岡駅」よりバスで15分とアクセス◎
安田屋旅館がある、内浦三津エリアは、駿河湾の最も奥深い場所に位置し、
西伊豆の玄関口として知られている。
このエリアには、数件の宿が立ち並ぶが、その中でも安田屋旅館は、
世界文化遺産の富士山と駿河湾を一望できる眺望の良さと、
恵み豊かな駿河湾で捕れた新鮮な海の幸を使用した会席料理と、
良質な天然温泉が自慢の宿です。
沼津市街から海岸沿いを走り、淡島を通り過ぎると、
左側に、日本情緒あふれる建物が見えてきます。
ここが安田屋旅館です。
創業は、明治20年。
築104年の建物は、国の登録有形文化財にも指定されています。
館内は、すべて畳敷きです。
これも女将の心つかいで、旅の疲れを癒して、
ゆっくりくつろいで頂きたいとの想いからです。
お部屋は全15室。露天風呂付客室、通常客室があり、
海側のお部屋からは、四季折々の眺望が楽しめます。
特に、冬には目の前に見える駿河湾の波の音と、富士山が、
旅の疲れを癒してくれます。
※写真は専用露天風呂付客室 「竜胆」
こちらが、太宰治が『斜陽』の第1章、第2章を執筆された「月見草」の間。
お部屋の間取りは当時のままで、もちろん現在も宿泊可能です。
「月見草」でご宿泊されると、きっと太宰治が執筆に滞在した理由を、
感じ取れると思います。
部屋は、西と北側を向いており、
駿河湾、淡島はもちろん、天気が良ければ、
富士の雄姿を望むことが可能です。
景色だけではなく、駿河湾の波の音、潮の香りも何か心癒されます。
お部屋の次は、お風呂をご案内します。
宿泊棟からお風呂に行くには、中庭沿いの渡り廊下を通って行きます。
春には、桃と桜の花が咲き、竹林の緑との花々が、
とても美しい眺めを演出してくれます。
6月にはホタルも舞い、お勧めの時期でもあります。
お風呂は全4ヶ所で内風呂2ヶ所、露天風呂2ヶ所となっております。
また、家族やカップルには嬉しい、貸切風呂もあります。
もちろん、すべて天然温泉です。泉質は天然アルカリ性で、
神経痛、関節痛に効果があります。
こちらが、貸切風呂の花吹雪。
事前に予約が必要で、50分1,080円(税込)でご利用できます。
お待たせいたしました。いよいよお料理のご紹介です。
料理長自ら市場へ出向き、その日に駿河湾で捕れた新鮮な海の幸を仕入れ、
最も美味しく味わっていただけるよう調理した料理をご賞味ください。
※写真は「駿河湾の海の幸満載 会席コース」
【料理の一例】
地魚の刺身盛、地魚焼き物、揚げ物、煮物、食前酒、
先附、前菜、椀盛、箸休め、留め鉢、ご飯、香物、デザート
新鮮な地魚の刺身を「手巻き寿司」にしてご賞味ください。
鯛を「しゃぶしゃぶ」でお召し上がっていただき、
締めには、しっかりと鯛の出汁が効いた「雑炊」をお楽しみください。
ここは、「食の宝庫 駿河湾」地元で取れた数多くの、
海の幸を単品メニューでもお楽しみください。
数少ないスタッフではありますが、
女将をはじめ、全スタッフがおもてなしの心を大切にし、
お客様が笑顔で帰られるよう心がけています。
帰り際には、また来たいと思わせてくれる、
とても良い宿です。
【若女将からの一言】
当館は昔ながらの純和風の旅館です。
夏の暑さ、冬の寒さも含め季節を感じていただける
四季折々の花々に囲まれ、昔にタイムスリップしたような
時間が流れております。是非一度昔を懐かしむ旅をしてみませんか?
~ちょっとイイお店の紹介~
安田屋旅館から、県道17号線を沼津方面に3分程歩いたところに、
「内浦漁協直売所」があります。
アジ、金目鯛、サンマ、イワシをはじめとする内浦の漁協組合管轄内の
養殖業者が育てた鮮魚を、ベテランの職人さんが、原料、製法に
こだわった干物が売っています。
ここまでの話は、沼津に行けば、どこでも買えるでしょう?
ということになりますが、ここ内浦漁協直売所でしか食べられない、
地元ならではの絶品料理があります!
その名も「活あじのわさび葉寿司」
内浦漁協の特産の活あじを半日以上かけて酢でしめて、
風味風味豊かなわさびの葉で包んだお寿司です。
※通常は、日曜日にしか販売されていませんが、
事前(2日前まで)に予約をしておくと、1本からでも
作っておいてくれます。日持ちしないので、現地に来ないと
食べられません。
さて、お土産は何を買って帰ろうか…
内浦漁協にはいいお土産売ってますよ!
「うずわみそ」
聞いたことありますか?
駿河湾の最も奥深い場所に位置する、内浦の海では、
毎年8~10月にわたり宗田ガツオ(内浦ではうずわと呼んでいます)
がたくさん釣れるそうです。
地元の人の話では、そのまま食べても、正直そんなに美味しい魚ではないとのこと。
しかし、宗田節にすると、かなりいいだしを出してくれるため、
鰹節として重宝されているそうです。
そんな中、何か他に、美味しい食べ方はないか?と、地元の漁師さんたちが
試行錯誤し、うずわみそが生まれたそうです。
宗田ガツオを骨、内臓、血合いをも取り除き、身の部分だけを使用し
特製味噌と砂糖、さらに大葉を加えて煮込むというこだわり。
同じ内浦でも、隣町のうずわみそと調理方法、味付けに違いがあるそうです。
しかし、そこは漁師さん!頑固さから、それぞれの味は変えられないそうです!
そのまま食べてお酒のおつまみに、キュウリのお供に、
炊き立てのアツアツご飯にのせて食べるのがおすすめです。
「活あじのわさび葉寿司」も「うずわみそ」も、現地でしか、
食べられませんので、是非、安田屋旅館にお越しの際は、
「内浦漁協直売所」に寄ってみてください。
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